掲載画像は食卓のイメージです。紹介商品の実物や試食の記録ではありません。
アスマークの冷凍食品調査では、利用シーンの一位として「夕食の主食」72.4%が紹介されている。ただし、これは日本の全家庭の割合でも、共働き世帯だけの割合でもない。調査対象を一緒に見る必要がある。
どんな人に聞いた調査か
公式の公開資料に記載されている概要は次のとおり。
| 項目 |
公開資料の条件 |
| 対象 |
20〜59歳の男女、直近3カ月以内に冷凍食品を購入した人 |
| 回答数 |
800サンプル |
| 割付 |
性年代で均等回収 |
| 調査期間 |
2026年2月25日〜26日 |
| 方法 |
Webアンケート |
| 調査機関 |
株式会社アスマーク |
購入していない人は対象に含まれていない。そのため「家庭の72.4%が冷凍食品を夕食にする」と置き換えると、対象が広がり過ぎる。
72.4%をどう読むか
公開資料では「夕食の主食」と「昼食の主食」がともに七割を超えることが示されている。「主食」は原資料の呼び方を使い、独自に「メインのおかず・主菜」と言い換えない。
ここで分かるのは、対象者の利用シーンとして夕食が多く挙がったこと。毎日食べている割合や、夕食全体を冷凍食品だけで用意している割合とは別だ。一回の調査だけで、過去より増えた、昼食から夕食に移った、とも言えない。
旧記事に掲載した副菜・朝食などの細かな数表と、共働き率を使った因果の説明は、根拠の照合ができていないため撤回した。編集部の健康診断や生活実感を調査結果の裏付けにする記述も削除している。
暮らしに使うなら、人数と準備で考える
利用者が多いこと自体は、特定の商品が自分の家庭に合う根拠にはならない。自分の食卓では、次のように困っている作業を分けて考えられる。
- 主食を一人分だけ用意したい:一食単位で使える麺やご飯が候補になる。
- 主菜を作る時間がない:調理済みおかずを使う場合、主食の用意も確認する。
- 家族の食事時間が違う:必要な人数分だけ加熱できる包装かを見る。
これは調査から効果が証明された方法ではなく、編集部の献立を考えるための提案だ。調査の割合に合わせて週の利用回数を増やす必要はない。
数字と商品選びを切り離す
アンケートで多く挙がる用途と、特定ブランドのおいしさや栄養の評価は別の話。広告リンク先の商品が調査で推奨されたわけではない。
家の在庫を整えるなら平日の冷凍庫ストック、主食を選ぶなら冷凍炒飯の比較やパスタの選び方へ。実際の量と準備の手間から選べる。
出典と確認日
情報確認日:2026年9月23日。発表当時の情報と現在の販売条件は区別しています。